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?フィリピン経済が今後30年に渡って成長を続ける理由とは?

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出典:PhotoAC セブ市街地
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みなさんは、フィリピンにどのようなイメージを抱いているでしょうか
麻薬の温床や犯罪が多発している、経済格差が大きい国だと思われているのではないでしょうか最近では、ドゥテルテ大統領の過激な政治手腕がテレビなどでも報道されており、一般的にも良く見るようになったのではないでしょうか。


フィリピンの概要
フィリピンは、正式名称をフィリピン共和国といいます。東南アジアに位置する島国国家であり、その島数は7000にも及ぶ、熱帯の国です。
人口は約1億400万人と、実は日本を追い越す勢いで増加しているのです。

スペインやイギリス、1900年前半にはアメリカによる植民地支配を受けていた歴史があります。第2次世界大戦終結後も、日本からの独立を果たした後も、国内ではフィリピン紛争といった内戦が続き、政情が安定してきませんでした。

東南アジアの劣等生と言われた過去、今では東南アジアの優等生に
近年まで、政治情勢は安定せず「東南アジアの劣等生」などと揶揄されてきたフィリピンですが、アキノ政権移以降、政情は安定を見せ始め、現在は非常に高い経済成長を見せています。

毎年約6%以上の経済成長を続ける
2015年は、経済成長率約5.9%と若干落としましたが、2012年以降、毎年6%以上の経済成長を続けています。2017年も、6%を越える高い成長率を維持すると考えられています。

投資適格国になったフィリピン
2008年に発生したリーマンショックでは、日本を含め世界中の経済が混乱し倒産や景気悪化が相次ぎました
しかしそんな中、フィリピンは数少ない経済成長を維持した国でした。それは、世界的にも高い評価を受けることとなり、多くの大手格付け会社が、フィリピンを投資不適格国から投資適格国へと評価をあげました。投資適格国になったことで、外国投資額が大幅に増え、成長は更に加速の様相を見せています。


フィリピンが今後30年に渡って成長する理由とは

1.人口構造
フィリピンが成長を続けると言われる要因のひとつ目が、人口構造です。
フィリピンの人口は、2015年、約1億400万人、2040年には1億4000万人にまで及ぶと言われています。また、以下の人口ピラミッドを見ると、非常に綺麗な三角形を形作っています。フィリピンの平均年齢は、23歳と非常に若く、そして今後の人口増加でされに内需は活性化されていきます。この姿は、日本の高度経済成長期前ととても似ているという特徴があります。この経済成長期に入りやすい形を、人口ボーナス期と呼ばれていますが、これが2050年まで続くといわれています。



2.語学力
フィリピンの成長の強みとなるのが、その語学力です。実は、フィリピンの英語話者数は、アメリカ、インド、パキスタンに次いで第4位と言われています。その数は約9000万人に及びます。国家統計局国際労働機関〔ILO〕によると、フィリピンの年収は、約50万円程度と言われており、低廉な人件費に対して優秀な人材の多いフィリピンは、外資系企業にとってはコストダウンにつながります。フィリピン人を活用したネット語学教室やコールセンター、BPO業務が多いのは、こういった理由からです。

如何でしたでしょうか近年では、不動産投資にも大きな注目が集まり始めており、日本と同じようにバブル崩壊が起こるのではないか、という懸念もささやかれ始めています。しかしそれは裏返せば、フィリピンがそれだけ成長を遂げてきたという証拠にもなります。今後、政府としてどのような対策で先進各国と同じ道を進まないようにするのかも、注目されます。


参考元:Wikipedia, the free encyclopedia List of countries by English-speaking population
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_countries_by_English-speaking_population

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