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ベトナム各都市で変わるインフラ設備

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職種: その他

出典:PhotoAC ベトナムハノイの街並みhttps://www.photo-ac.com/main/searchq=%E3%83%8F%E3%83%8E%E3%82%A4&srt=dlrank


ベトナムハノイの概要

ベトナムの首都ハノイは、2009年に人口が644万人の到達、2020年には800万人に及ぶと予想されています。人口の増加とともに、大気汚染や交通渋滞、安全性の低下など数多くの問題の発生が予見されています。

そんな中でベトナムの首都ハノイ市では、都市高速鉄道の建設計画が進められています。
これは、2020年を目標としている、ハノイ市 の都市鉄道建設計画を含む運輸交通マスタープランに基づき、建設が進められています。

その計画の概要は、1号線(フェーズ1)や2号線(フェーズ2)、2A号線、3号線の建設を進め、総長約70キロに及びます。旅客や貨物の運送能力の底上げとよる供給力アップと顧客増です。この計画の進行と同時に、管理運営方法の確立や、人材育成までを念頭に置かれています。

これには、東京地下鉄株式会社と日本コンサルタンツ株式会社が共同で、2013年には、東京地下鉄株式会社と日本コンサルタンツ株式会社が共同して、「ベトナム国ハノイ市鉄道規制機関強化及び運営組織設立支援プロジェクト」を立ち上げ、運営や、人材育成、組織作りのサポートを行っています。

更には、モノレール路線の検討も運輸大臣から指示が出されており、建設計画の立案に向けて議論されています。また、交通運輸局によると、将来的に、都市鉄道(メトロ)各路線との連結を視野に入れています。

ホーチミン市でも、2020年に初めてとなる地下鉄が完成予定となっており、南北の大都市で、交通インフラの整備に向けた取り組みが進められており、人口の増す乗客の移動や貨物の運搬を改善するべく計画されています。


日本の技術による変わるホーチミン市の水道インフラ

ホーチミン市は、2014年に人口800万人、2025年は人口約1300万人を目標として掲げる大都市です。しかし、こういった都市部でありながら、昔は断水が日常的に発生していました。日本人にとっては、酷暑の夏場でも安定していることと比較してしまうと、とても考えられないですね。
そんな中、平成24年に策定されたにおける水道マスタープランによると、ホーチミン市は2025年の水道普及率100%、無給水率25%を目標として掲げています。

この計画には、大阪市の水道局との連携を行い、技術提供を行ってきました。

大阪市は、平成9年からホーチミン市とのビジネス提携を結んでおり、サイゴン港との姉妹港提携、平成23年には水・環境分野における協力関係に関する覚書や、平成25年には低炭素都市を形成することを目的とした覚書を結ぶなど、強いつながりを持っています。

平成26年2月から平成27年9月まで、JICA協力準備調査(PPPインフラ事業)が行われ、排水場建設や維持管理、水圧改善などの方法を調査、検討してきました。その結果に基づいて、配水コントロールシステムの導入による水圧や流量の管理、そのための配水場の新設、ならびにその管理・維持運営のための支援などを官民一体となって行っています。

特にこの事業は、日本人の支援が終了した後にも、ベトナム人だけで整備、維持運営が出来ることを念頭に置かれており、人材育成も考慮されていることが重要なポイントです。この取り組みは、日本に対しての信頼性にもつながります。

上述の鉄道インフラや水道インフラ以外にも、多くのところで日本の支援が入りながら、ベトナムの都市インフラは改善が進んでいます。そしてベトナムの経済成長加速に影ながら貢献しているといえるでしょう。


参考:大阪市 水道事業の海外展開に向けた取組み
http://www.city.osaka.lg.jp/suido/page/0000099244.html

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