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2017.10.13

不動産管理の業務内容とは?

物件の管理を適切に行い、借主と貸主双方が心地よく生活するためにとても重要な役割を担う不動産管理業務。オーナーと借主とは別に、仲介としてこれらの業務を行う不動産管理会社なども近年では多く存在します。今回はそんな不動産管理の具体的な業務内容について理解を深めるべく、基本的なものについていくつかご紹介します。

1、具体的な業務の内容不動産管理の業務内容には、大きく分けて①建物そのものの管理やマネジメントを行う業務と、②入居者の管理やマネジメントを行う業務の2種類があります。それぞれ「ハード面の管理」と「ソフト面の管理」と呼ばれることもあります。まず、建物そのものの管理やマネジメントについては、具体的には以下のようなものがあります。
・エレベーターや非常ベル、消火器といった消防設備の管理維持など、建築基準法や消火法上必要とされる法廷点検の実施経年劣化が起こる外壁や床のタイルなどの設備の交換・工事ゴミや植栽などをはじめとする、衛生管理全般・建物全体の現状維持・保全のための大規模な修繕計画の作成や、修繕工事のとりまとめ・入居者の退去後の原状回復作業
・建物自体が古くなることに伴う、設備の不具合や汚れといった劣化は避けられないため、日頃からきちんとした維持・保全を心がけることが何より大切です。そのための掃除や点検、保全工事といった定期的なメンテナンスを行うのが、このハード面の管理の大きな目的です。続いて、入居者の管理やマネジメントには以下のようなものがあります。
・入居者の月々の賃料の回収を行う経理業務と、未納があった場合の滞納の催促業務・空室があった場合の募集業務、賃料設定・入居が決定した申込者との間の契約関連の業務・入居者のクレーム対応・更新契約関連の業務と更新料の回収・解約の際の清算、立ち合いといった関係業務2、不動産管理会社との契約不動産管理を専門的に行っている会社が、一般的に言う不動産管理会社です。オーナーと管理会社が契約する際には、代理契約と媒介契約という二つの契約形態があります。代理契約においては、管理会社は入居者の審査や賃貸契約の締結までを補助ではなく主体として行います。媒介契約では、入居者の選定や賃貸契約の締結は、管理会社はあくまで補助として行います。代理契約の場合はオーナーが依頼できる管理会社は一社のみであるのに対して、媒介契約の場合は複数社に依頼をすることが可能です。不動産管理会社の場合には、上記の業務内容に加えて、月々のオーナーへの報告業務があります。
3、不動産管理をするために必要なこと不動産管理の業務は、入居者との契約関連のものや賃料の回収といった、慣れてしまえば問題なくできるものに加え、建物そのものに関する法廷点検の実施や入居者が決まる前段階の賃料の設定や募集の掲載など、建築基準法、借地借家法、宅地建物取引業法といった法律の知識が必要なものまで広範囲に渡ります。
すべての内容を独学で網羅することは難しく多くの時間を要するため、不動産管理を考えているなら詳しい専門家に一度相談することが望ましいでしょう。

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