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2018.2.6

認知症、精神・身体障害改善に効果的なドッグセラピー 〜犬と共に歩む人生〜

、私がこうやってコラムを書けているのは、社会、学校、親などによる教育のおかげである。もちろん知識面だけではなく精神面でもだ。時には教わることだけでなく自発的に何かを学ぶこともある。しかし、いくら教わっても指摘されても直せない時もある。上司から部下へ、先生から生徒へ、親から子へと人間から人間へ、言葉が通じる同士の教育でも中々上手くいかない。それが言葉の通じない同士だったら余計に難しい。それに関して言えば、犬と人間はまあよくやっていけてるなと思う。犬が人間の言うことを聞くのは彼らが飼い主のことを「群のリーダー」と思っているからだ。そこまでは犬の生態を考えればわかる。ただ犬がなぜ我々が思う以上に人間を愛し、寄り添い、時に慰めてくれるのか。科学的に詳しくはまだ分かっていない。しかし犬には確実に人間を慰める力があるのだ。
癒しのプロ、セラピードッグ
ドッグセラピーという言葉が近頃認知され始めている。ドッグセラピーとは動物を使った治療方法であるアニマルセラピーの一種で、高度に訓練された「セラピードッグ」を用いることにより、高齢者や認知症、自閉症など様々な障害を持つ人々に対し、心や身体のリハビリテーションを目的としたものである。人間が犬と触れ合うことによって精神的、情緒的安定や運動機能回復効果などが期待できる。しかし、一般人を癒すことならペットの犬でもできるだろうが、精神的、肉体的に障害を持った人を対象にするのであれば、特殊な訓練を受けたセラピードッグによるドッグセラピーが必要となる
そんな中、一般的なペットのしつけを始めとし、ドッグセラピーまでを扱っているのがウィジードッグクラブである。ウィジードッグクラブのトレーナー全員が、ドッグトレーナー・ドッグセラピストの養成学校である「Japan Dog Academy」の卒業生であり、特殊な訓練を積んでおり、正式なライセンスも所有している。ウィジードッグクラブではサービス内容として、一般的なしつけ、ドッグダンス、愛犬の健康相談などがあるが、今回は介護・福祉施設や幼稚園・小学校または個人に向けて提供しているドッグセラピーに注目したい。
様々な人のニーズに応えるドッグセラピー
ウィジードッグクラブでのドッグセラピーには3つの種類がある。
動物介在活動 (AAA=Animal Assisted Activity)
対象者は主に健常者で、約20~50名の大人数プログラム。目的は動物が側にいる環境で癒しを与えること。内容はふれあいやレクレーションなど。
動物介在療法 (AAT=Animal Assisted Therapy)
対象者は認知症、身体障がい者、パーキンソン病などの方で、1~5名程度の少人数プログラム。目的は対象者のニーズを把握し、個々の改善目標を定め実行。内容は感覚刺激、空間認識、発語など。
動物介在教育 (AAE=Animal Assisted Education)
対象者は幼児~小学生までの子供で530名程度。目的は動物との接し方を教える事で、命の大切さ、他者への思いやり、コミュニケーション能力の向上である。内容はレクレーションや犬のお世話。

ドッグセラピーの効果として、笑顔が増えたり言葉を発する機会が増えたり、そして他の対象者に話しかけるなどの、社会性の向上がある。その他には、先ほども述べたが、精神的、情緒的安定や血圧が10%ほど下がることも期待できる。自分自身の役割を認識し、その役割に対しての行動が見られるので、運動機能回復効果が得られたり、他人を思いやる言動が増えたりもする。

高齢者にとっては「記憶力、認知症の改善」、障害を持つ方には「自立」、健常者には「精神的安定」、子供には「社会的教育」とドッグセラピーの効果は大きいのである。

人間には心を開かない人も犬になら心を開くかもしれない。我々が犬に心を開いたとき、彼らも我々に心を開くであろう。そして言葉は通じずとも、様々な感情を酌み交わすのである。我々人間は彼らの「群のリーダー」なんかではない。長い生命の歴史を一緒に歩んできた最良の友人なのである。

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2018.1.26

犬と人間との長い絆の軌跡。ドッグトレーナーになるには

 今ではすっかり人間社会に溶け込み、家族の一員とまで見なされている犬だが、犬と人間との長い絆の歴史の始まりは約40万年前から15万年前の旧石器時代にまで遡ると言われている。元々犬の祖先であるオオカミがどの時点で犬へと進化したかは詳しくは分かっていないが、少なくとも 約1万2000年前~3万5000年前の遺跡においては、人間の居住跡や洞窟の中から犬の骨が見つかったり、人間と一緒に墓に埋葬されているのが発見されているため、この時期までにはオオカミは犬へと進化し、人間と共に生活し始めたことが伺える。
 元々、犬とは人間が狩りにいく時にパートナーとして連れていくため家畜として飼われていた。そのため、朝昼晩と生活を共にし徐々に犬の存在は人間にとって家畜から仲間へと変わっていった。
 
 犬を家畜、言い換えれば、飼育することは今ではドッグトレーナーという仕事として世界で認知されている。ドッグトレーナーとは飼い主から依頼を受け、犬にトイレ、散歩、留守番などのしつけをし、犬が人間社会で、人間と楽しく暮らせるようにする仕事である。子犬ならば、トイレ、食事、散歩などの基本的なしつけをし、成犬ならば、どんな問題を抱えているかを判断し、改善策を見つけ教育する。またトレーナーは、トレーニングが終わった後も飼い主が犬とその後上手くやっていけるようにアドバイスもするのである。このようにドッグトレーナーは自分で「犬をしつけること」と、「飼い主が上手に犬をしつけることができるようにアドバイスすること」この2つの役割を持っている。
 
 さて、それではドッグトレーナーになるにはどうしたら良いのか。現時点では、一般的な、飼い主からの依頼を受託するようなドッグトレーナーになるには必ずしも資格が必要というわけではない。しかし、家族の一員である犬を預ける飼い主側の気持ちを考えれば、資格を持っていた方が、仕事に信頼性が増し、依頼も多いであろう。一方で、警察犬や盲導犬といった、いわゆる使役犬に対して特殊な訓練をする、専門性の高いドッグトレーナーは「日本ドッグトレーナー協会」が認める「ドッグトレーナーライセンス」といわれる民間資格や、警察犬の場合であれば「日本警察犬協会」の資格が必要となってくる。
 
 一般的なドッグトレーナーになるには資格は必ずしも必要ではないが、プロとしてドッグトレーナー一本で生計を立てていくのであれば、やはり技術や知識を証明する資格は相当な強みになる。一般的なドッグトレーナーの資格として主に2つ種類がある。まずは、「日本ドッグトレーナー協会」が出す「ドッグトレーナーライセンス」という民間資格である。これにはA級からD級までがあり、A級にいくにつれ難易度も上がり、かつ、資格としての強さも増す。ドックトレーナーライセンスを取得するには、協会の認定校である「ドックトレーナーカレッジ(東京都港区)」で学ぶ必要がある。しかし、D級のみ通信教育でも取得することが可能であるが、通信教育の場合、犬に関する知識を教材やDVDを見て学ぶため、犬を実際に訓練する体験ができないのがデメリットである。実践的な教育を受けたい場合は、学校に通う必要がある。そして、もう一つ世界基準の「CPDT」という資格がある。日本ペットドックトレーナーズ協会(CCPDT)が認定する「CPDT」は日本で唯一の世界基準のドックトレーナーの資格である。取得方法として、資格試験を受けるためには300時間以上のドックトレーニング経験を積むとともに、獣医、お客様、他のドックトレーナーからの推薦状を提出する必要がある。
 
 給料面では、平均、月18万~25万円程度、年収では約300万~400万円程度である。地域や企業の方針によって平均より低い場合もある。ただし、ドッグトレーナーは独立しやすい職業であり、今、ペットブームは堅調に推移していて、今後市場が拡大すれば、ドッグトレーナーの待遇もより良くなるかもしれない。
 
 最後に、ドッグトレーナーは知識や資格だけではなく、精神的な強さも求められる職業である。ドッグトレーナーは一日の大半を犬と過ごし、また、多種多様な犬種とも関わるため、どの犬に対しても平等に接しなければならない。そして時には厳しく接することも必要になってくる。
 
 犬とは、この長い人類の歴史の中で、歩みを共にしてきた旧友である。種別が違えども、言葉が通じなくとも、お互いの感情を分かりあっているのである。人間社会が急激に変化し、進化していく中、イヌがはみ出さないようにヒトが助け、また時には、イヌがヒトを助け、肩を寄せ合い、ここから続く長い生命の歴史を歩んで行けばいいのではないだろうか。
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2017.9.25

猫を初めて飼うあなたへ 猫のしつけの仕方

最近シニア世代の方が猫や犬などのペットを飼う方が急増しています。それは自分の子供が結婚をして家から出てしまったりご主人や奥様に先立たれ寂しかったりが理由であることが多いです。しかし、初めてペットを飼う方が多いこともありしつけの仕方がわからず、間違えたしつけによる結果いう事を聞いてくれなくなってしまう場合も発生してしまう危険性も潜在しています。今回はよくペットとして飼われている猫のしつけの仕方についてご説明します。

【入ってほしくない場所に入らないようにする】ペットを飼ている中でこの部屋だけには入ってほしくない部屋があると思います。しかし、猫は人間の言葉を理解することができないため、猫にこの部屋に入ったら危険なのだと記憶付けさせる必要があります。例えば、入ってほしくない部屋の近くに寄ると大きな音がする仕掛けを設置したり猫の嫌いのにおいである柑橘系の芳香剤を置いたりすることによって猫は自分にとって危険な場所なのだと覚え近付かなくなります。【決まった場所でトイレができるようにする】猫を飼ったときにトイレセットを用意しセットすると思います。しかし、場合によっては猫がそこでトイレをせずに全然違う場所でしてしまうことがあります。決まった場所でトイレをしてもらうためには、そのトイレをいつもきれいな状態に維持することが必要となります。そのとき注意点があり、トイレの砂を全部変えてしまうと猫は自分のトイレの場所がわからなくなります。そのため、砂を変える時は全部を変えてしまうのではなく、半分ずつ変えるようにしましょう。【あちらこちらで行う爪とぎをやめさせる】猫の習性である爪とぎ。しかし、家の柱やソファーなど色々な場所で爪とぎをされると家がボロボロになってしまいます。部屋中でしてしまう爪とぎをやめさせるためには、猫専用の爪とぎ器を用意しましょう。猫によってどんなところで爪とぎを行うのが好きなのか違うため、様子を観察してみて用意するのがベストです。【夜中にうるさい猫をおとなしくさせる】猫は元々夜行性のため、夜になるとにゃーにゃ―鳴きだしたり走り回ったりするときがあります。そんな猫をおとなしくさせるためには、自分が寝る前にわざと猫と遊んで疲れさせましょう。ボールや猫じゃらしを使って遊んであげると猫はすぐに疲れて眠りに入ります。猫だけでなくペットをしつけるためには根気と時間が必要になります。しかし今後数年を一緒に生活するためには最初のしつけが重要となります。しかし、だからといって負担に思わずに一緒に頑張るという気持ちをもってペットと一緒に成長していきましょう。

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2017.8.18

飼い犬と一緒に楽しむドッグダンス

皆さんはドッグダンスをご存知でしょうか ドッグダンスは、ドッグスポーツの一種ですが、フリスビーを使ったディスクやアジリティという障害物競走に比べると、まだほとんど知られていません。 簡単に言うと、音楽に合わせて飼い主さんと飼い犬が一緒になって踊るスポーツです。元々はカナダやイギリスで始まったスポーツとされています。犬の種類によっては向き、不向きや、好き嫌いがあるようですが、ある程度の躾が出来ているワンちゃんなら誰でも楽しめます。観客の前で披露する、競技会も開催されています。犬好きの集まるイベントですので、うまくいかなくても、皆さんが暖かい目で見守ってくれます。ランクも初心者からマスタークラスまであることが多いので、安心です。 ■ドッグダンスのメリット 1、 飼い主さんもワンちゃんも、運動不足が解消される 毎日散歩はしているけど、走ったり違う動作をしていないと人も犬も運動不足になってしまいます。ドッグダンスは狭いスペースでも出来て、飼い主さんもい一緒になって出来るので運動不足の解消に効果的です。 2、 心と体の健康に効果がある いつも慣れた道の散歩や、いつも同じ指示ばかりだとワンちゃんも飽きてしまいます。ですがドッグダンスには普通の躾よりもたくさんの指示があり、ワンちゃんも飼い主さんも、いつも以上に頭を使います。ダンスをすること自体にも、セロトニンというホルモンの分泌を増加させる働きがあります。セロトニンが分泌されることで、認知症の予防に効果があると言われており、心と体の健康にはいいことづくしですね。 3、 信頼関係がより深まる 一番のメリットは、飼い主さんとワンちゃんの信頼関係、絆がより深まることです。飼い主とワンちゃんの絆が出来ていないと、ドッグダンスは成功しません。その代わり、上手くいったときにはきっと始める前よりも深い絆で結ばれているでしょう。 4、 飼い主さんの意識が変わる 3の絆にもつながることですが、いつも同じように指示を出して、ワンちゃんが飽きてきていませんかそして、飼い主さん自身も、初めて出来たときよりも褒め方が雑になってきていませんか人はついつい、初めて出来たときにはたくさん褒めて、なれてきたら、それぐらい当然、という風にしてしまいがちです。ですがワンちゃんは生き物ですから、それでは信頼関係が生まれません。ドッグダンスをすることで、日々新しい動きを覚えていきます。その時には、きっと初めて伏せやお座りが出来たときみたいに褒めてあげることでしょう。ドッグダンスは、飼い主さんにそんな初心に帰る気持ちを思い出させてくれます。 ■ドッグダンスの基礎 ここで、一つだけドッグダンスの基礎となる動作を教えます。それは、“アイコンタクト”です。アイコンタクトは、伏せやお座りといった動きがある動作ではありません。飼い主さんが指示したときに、じっと飼い主さんの目を見るというものです。そんなの自然とやっているよと思っていても、意外に呼んだらいつでもアイコンタクトが出来るかというと、上手く出来ていないものです。ドッグダンスでは常にアイコンタクトが出来ないと、ちゃんと飼い主さんの指示を聞くことが出来ませんから、とても大切です。 ■ドッグダンスで大切なこと 上述のドッグダンスのメリットでも触れていますが、ドッグダンスをする上で大切なこと、それは飼い主さんとワンちゃんの信頼関係です。ドッグダンスでは、飼い主がこういう動きをして欲しい、と思ったこと、いつもの躾のときよりも テンポよく行っていかなければいけません。ワンちゃん自身が飼い主とその動きをしたい、と楽しみながら行う必要があり、そのためには、ドッグダンス前の日々の躾と信頼関係がとても大切です。 如何でしょうかワンちゃんと何か新しいことをしてみたいとか、躾が単調になってしまっていると思われている方は、お互いの健康にも絆にもつながります。是非、試してみては如何でしょうか犬の躾やドッグダンスについて、より詳しくお知りになりたい方は、LessQ事務局か、登録されているアドバイザーにお気軽にご相談ください。 LessQ事務局
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