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2017.9.22

グローバル企業での利益拡大のための業務イノベーション!

 海外進出企業は、その複雑化する業務管理で苦労している。タイに拠点を置く弊社としては、アジア進出企業の利益を拡大するためのグローバル業務イノベーションの必要性をタイ進出企業に啓蒙することに努めたい。

そして、それらを具現化する卓越したNo.1/Only.1のソリューションをタイ(アジア)で活躍する企業に紹介していく。そのことで、タイ(アジア)で活躍する企業とソリューションの普及の事業展開をする企業の利益拡大に貢献したい。
それが、【Japan Inside Thailand】チームのビジョンだ。

日本の卓越したソリューションという観点から、この2年いろいろな中小のソリューションオーナーと面会し、そのオーナーの魅力とそのソリューションの優秀さ・素晴らしさに感嘆してきた。

日本発(一部海外発)の安価で卓越した具体的なソリューションを理解し、試行し、整理してみると業務イノベーションに必要な考え方・アプローチが明確になってくる。そのキーワードとアプローチをまとめた。

  • 1.外国人で仕事力のある社員の見極めと配置
  • 2.Excel依存からの脱却
  • 3.安価クラウド・タブレット・スマホの活用
  • 4.ピンポイントのアウトソーシング
  • 5.業務レベルでの比較の見える化
  • 6.営業のIT利用
  • 7.SCMの全体最適
  • 8.信頼とコミュニケーションと言語改革

1.外国人で仕事力のある社員の見極めと配置

人事マネージャーおよび担当マネージャーは、社員の仕事力を適切に見極め、その能力を活かすべく適切に配置しているだろうか?

外国人のメンタルヘルスの問題や、潜在的な能力分野等をより正確に見極める手法を導入することは、「人の管理」の観点からの一つの大きな利益拡大の為のイノベーションだ。特に現地人の人事マネージャーの面接・OJTに頼るだけでは不十分で、人事のソリューションとして、SPI/HCI-ASのような優れた適格テストを有効活用することが、人事イノベーションに大きく貢献する。

たとえば、“HCI-AS”は、タイ語・ベトナ語等にも対応し、10分の選択式テストでメンタル的に問題のある外国人を適格に見つけ、また、どんな業務で仕事力を発揮するかをアドバイスしてくれる。

2.Excel依存からの脱却

通常、業務を管理するために、顧客リスト・生産計画・資産リスト・在庫リスト等々、たくさんのExcelが、使われているが、Excelに頼っているうちは、業務管理が進化できない。Excel管理には、「マクロの複雑化」「問題点の不可視」「海外業務の孤立化」「引き継ぎの難しさ」等の問題があり、それに固執することが業務改革の妨げとなる。

業務に使われているExcelを整理して、業務を見直し、安価な優れたツールの導入しExcel管理から1つずつ脱却することをお勧めする。顧客管理では、Salesforce・ZohoCRM, 生産管理・受発注管理のERP, 生産計画のAsprova, 固定資産管理のProplus等のグローバル言語・各国のルールに適応した卓越した専用のツールを導入することで、業務効率が上がるだけでなく、間違いなく利益につながる業務イノベーションとなる。

3.安価クラウド・タブレット・スマホの活用

このエリアは、年々進化しているが、オフィス事務とか、自分の業務エリアで、いかに便利で、安くて効率が良いツールがあるかを知らない経営者・担当者が多い。また、セキュリティなどの理由で、導入を拒否する管理者が多い。

適切なソリューションを選び、安価なクラウド・タブレット・スマホを各種業務に早く導入した会社が、優位に立てる時代になっている。なにも導入しないということは、同業他社に先を越され取り残されていくことを意味する。

たとえば、固定資産棚卸しツールの“Proplus-Pit”は、写真付き固定資産クラウドデータベースとスマホを利用して、いままで担当者にエクセルを配ってバーコードリーダーでチェックしていた棚卸し業務を変革し、その手間を省き、資産の紛失を減らす絶大な効果をもたらす。

4.ピンポイントのアウトソーシング

仕事力のない人、適任の業務についていない人ほど、今の仕事を忙しそうに続けようとする。それが業務改革を妨げる。すなわち、安易な仕事に多くの工数を費やしているエリアとか、自社の業務の弱点部分等は、業務の効率化のためのアウトソーシングの対象となる。

部門レベルでのBPOのアプローチと一つ一つの部分業務でのアウトソーシングがあるが、いづれも会社の弱点克服、 業務の効率化の為の強力な手段となる。

後者は、実現も容易で、導入に時間はかからない。特に海外進出する企業にお勧めするソリューションは、海外のフリーランサーを利用するクラウドソーシングだ。

たとえば、“odesk” “Workshift”等のクラウドソーシングでは、翻訳・データ入力・ホームページ作成を始めとして、市場調査・顧客サポートまで、海外での広範囲な支援者をすぐに探すことができる。特にWorkshiftは、日本の依頼者・海外の支援者をつなぐマッチングを得意としている。

5.業務レベルでの比較の見える化

※多くの会社は、ダッシュボードとか生産状況とかの見える化を推進しているが、特に海外と日本の比較とか、他の事業所との比較とか、重要業務のポイントを比較できるところまで見える化している会社はすくない。

ITツールのアプローチ

見える化と称して、管理者の為の見た目の立派な高いITソリューションに傾倒するのは非効率だ。ピンポイントで、業務スタッフが本当に欲しい画像・動画を駆使したツールを導入することが慈済の業務改革につながる見える化だ。

たとえば、”Time Prism”というIEエンジニアの為のツール。オペレータや装置の動きを動画でタクト時間を区切りながら容易に比較・改善できる。こういったツールで、日本と海外の現場の比較を見える化して、解析することが、QCD全ての面での業務改善、イノベーションに直結していく。

6.営業のIT利用とサービスイノベーション

※営業は、最もIT化の遅れている部門。海外では、特に日本で行っていた営業手法が通じない場合が多い。あらたなアプローチが必要だ。

気合の営業からスマートな営業アプローチへ

クラウドの営業管理ツール(CRM)も安くなってきた。中小企業には、高価な大手IT企業のCRMは, そぐわない。世界展開をしているCRM専業の安価なソリューションが普及している。

その中でも、Salesforce, ZohoCRMは、世界中で多くの実績をもったお薦めのソリューションだ。それにくわえて名刺管理のSansanを導入すると、営業管理業務は、格段のイノベーションになる。ただし、CRMは、潜在顧客(リード)を手に入れてから以降の管理で、新規顧客開拓(新規リードの獲得)にはあまり役に立たない。新規顧客を探すツール・検索するツールは、営業の強力な見方となるのでトライする価値はある。

たとえば、“キーマン検索” (日本の7000社の部長以上の人事履歴データベース)とか、”LinkedIn Sales” (Linedinは、Professional SNS)のInmail機能等。顧客開拓に行き詰まった時、これらのOnly.1ツールの利用を検討されることをお勧めする。

CS向上を科学する“サービスサイエンス“という顧客アプローチをご存知だろうか?

ワクコンサルティングが支援するこのアプローチは、マンネリ化した営業部隊を強化するイノベイティブな手法を提供してくれる。

7.SCMの全体最適

※これは言うまでもなく、グローバル・ビジネスの大きな課題。

最近は、経営トップ・IT部門の決断により、なんでもできるという大規模なERP導入をして、現場でうまく機能しない例が多く見られる。

全体最適アプローチ

ただ、導入にあたって、生産管理-購買—技術—生産—営業等のそれぞれの業務部門が絡むためその導入は容易ではない。特にアジアでのSCMイノベーションの際は、担当者・現場にたいするその必要性の啓蒙と教育が必須だ。

SCM全体最適の必要性を啓蒙するビアゲーム(MITの草案)というものをご存知だろうか?

ビアゲームは、全体最適の啓蒙に使える格好のセミナーツールだ。全体最適の必要性を理解した上で、業務プロセスの見直しをして、ERP、スケジューラなどの具体的なツール導入アプローチ検討することが肝要だ。

たとえば、生産計画の”Asprova”は、製造業の中枢であるスケジューラに特化した安価なソリューションで、エクセルからの脱却と同時にSCM全体最適を実現する格好のツールだ。

8.信頼とコミュニケーションと言語改革

※ 顧客・パートナーとのコミュニケーションと信頼関係 、社内での指示・コミュニケーションと信頼関係を作り上げるのに、東南アジアで英語だけではだめだ。また、現地語の翻訳と通訳は、海外進出の必須業務だが、ハイレベルの人を雇うのは、難しいし、社員として多数雇用するのは、非効率な上に経費もばかにならない。

言語改革・多言語活用のアプローチ

東南アジアの場合、日本語・英語・現地語をいかに使いこなすかが、大きな課題であり、それを克服することが重要な業務イノベーションとなる。クラウドソーシングでの優秀な外部翻訳者・通訳者の利用や卓越した翻訳の管理ツールの使用をお勧めする。

たとえば、“Yarakuzen”は、”翻訳の経費を10分の1、翻訳スピード、品質を2倍にする”と謳う優れた翻訳支援ツールだ。社内データベースに翻訳結果を蓄積し、学習効果により、重複翻訳の手間を省いてくれる。Powerpoint, Excel, Wordをアップロードし、スマートでシンプルな編集画面で、手際よく作業する。社内の翻訳能力が不足する部分は、外部に部分的にアウトソースできる。

現地のお客様・パートナー・従業員との“信頼”こそが、海外でのビジネスの肝だが、手元の限られた能力の通訳者・翻訳者のみに頼らず、会議・社内資料・ちらし・ホームページ・SNS等で、多言語を効率的に活用する言語改革で、ビジネスを優位に導くことが、アジアビジネスでの成功する一つの大きな鍵だ。

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2017.8.18

販促手法を業種ごと徹底解説!効果的な販促はコレ

今日どの業種でも他社との差別化、たくさんの方に自分の会社を知ってもらうために販売促進が重要になっています。また販売促進の方法は時代とともに変化していくため、どの方法が自分の会社に合っているのか知る必要があります。自分の会社の業種や内容に合った手法でないと情報としてたくさんの人に知ってもらうことができず、売り上げも下がってしまう一方です。今回は販売促進の手法を業種ごとにご紹介いたします。 【飲食業】 飲食業の販促手法ですが、以前からあるものだと広告やポスターなど紙の広告媒体で消費者に伝えるという手法があり、今も使われている手法です。しかし、最近は新たな販促手法が誕生しています。例えば、みなさんも実際に受け取ったり利用したことがあると思いますが、無料券や割引券(クーポン券)です。レシートに次回使用できるクーポンがついていた、という方もいると思います。他にもネットを使った方法もあり、グルメサイトに掲載してみたりSNSを使用して拡散してもらうという手法もあります。その際にはどうしたら見てもらえるか載せる文面や写真も重要になります。 【不動産業】 建物や土地を販売、賃貸する不動産業。買い手にとっては大きな買い物であるため、買うには慎重になる傾向があると思います。 まず不動産業の販促手法には、ネット掲載があります。実際に建物や土地を見に行くのは時間的にも体力的にも限界があります。そのためにネット掲載が大事になります。ネットに掲載するために重要なのは、その建物や土地の魅力を言葉で伝えるとともに写真や動画が重要です。言葉で言い表すことが難しい情報が写真や動画によって相手に伝わるのです。最近ではARやVRで見られる場所もあります。 【販売業】 販売業では手に入りやすいものが比較的多いため、他社との比較が難しいです。そのため、販促手法として旬な情報を取り入れるとともに他社との差別化を図るために特徴的で人をひきつけるキャッチコピーをPOPやポスターに取り入れる会社が増えています。SNS上でも人の目に留まりやすい言葉や画像を使うことによって人の意識をこちらに向けることができるのです。また、何回も来てもらうためにご購入ごとにポイントカードにシールを貼ったりスタンプを押し数がたまったら何かプレゼントという手法もある。 【宿泊業】 ホテルや旅館などの宿泊業ではまた来たいと思ってもらえるような場所を提供することが大事です。そのためには自社の施設の特徴を把握・理解するともに、この土地に来た人は何が目的なのかと把握することも重要になってきます。 現在宿泊サイトでは実際に宿泊したお客様がこのホテルはどうだったと星をつけたりコメントを入れたりします。その情報が他の消費者にとって重要な選択手段になることもあるため、宿泊業にとって販促手法とはお客様にとって居心地のいい空間、また来たいと思わせるサービスが重要なのです。他にもご来店いただいた方に御礼メールを送ったりメルマガを送ったりと宿泊施設は頻繁に行く場所ではないので後フォローも大事です。 【金融業】 金融業もまたお金を預ける、借りる場所であるため差別化を図るのが難しい業種です。 そのため、この銀行でしかできないことを行うことで新規獲得、既存の満足度を上げていきます。例えば、地方銀行だったらその土地に合わせた食べ物や名品をプレゼントしたり、銀行内にその銀行周りにどんな飲食店矢お店があるのかマップを作ってみたりと、地域に根ざした販促手法を行うことができます。また、都市銀行の場合は全国的にあるため、どこでも利用することできるという利点が利用者側にはありますが、それとともにその銀行のキャラクターを使ったりそのキャラクターのグッズを製作したりと目に止めてもらえるような手法を考える必要があります。 以上今回は一部ですが業種ごとのの効果的な販促手法をご紹介しました。上記で挙げた手法以外にも色々な手法があるので自分の会社の特徴を把握するとともに今の時代に沿った販促手法を考えてみてください。 また当サイトでは、販促の専門家が登録しております。是非ご相談をしてみてください。
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2017.8.18

売上アップへ!アイデアに困った時の集客企画案5選

企業にとって集客は常に考えなければならない問題です。提供している商品やサービスが多くの方に影響を与え、メディアに取り上げられるなどすることは滅多にありません。そのため、どうしたら集客が増えるのか企業のイメージを多くの方に知ってもらえるのか企画を考える場面が多くあるでしょう。 今回は集客を増やす企画の種類を5つご紹介致します。参考にしていただければ幸いです。 1.オープニング企画 どの企業も新商品販売や新しい店舗をオープンするという機会があります。 そのタイミングを有効活用することも集客を増やす機会になります。『新しいもの』というのはお客様からしたらどんなものなのかどんな店なのかわからない存在です。そのお客様の知らないという状況にどのようにしたらインパクトを与えることが重要になります。また、来やすくなる、手に取ってもらいやすくなるための企画を考えることも大事です。 例えば、 ・来店者全員に○○をプレゼント! ・クーポン提示で30%OFF など、来店、購入をすることによってお客様に得なことがあると来てもらえる確率が高くなります。しかし、新商品販売や新店舗オープン時は予算を多く使っていること多いため、事前に企画にいくら予算を割けることができるか確認する必要があります。 2.プレゼント企画 来店者や購入者に対してプレゼントを用意することによって集客を増やします。1と同じようにお客様にとって得になるため行ってみようという気持ちになる可能性が高くなります。異なるのがこちらの企画は時期を問わずに開催できるという特徴があるということです。 例えば、 ・海外旅行プレゼント ・お菓子の詰め合わせをプレゼント など、実際に販売しているものと違ってもそこから実際に売っているものに興味をもってもらえるという購買意欲を持たせるよう誘導する効果があります。 3.お試し体験企画 新商品や新しいサービス、またはスクールなどの新しい授業内容を実際に体験してもらうことでその商品やサービスの魅力やエンドユーザーに対して伝えたいコンセプトや目的を知ってもらう企画です。 そのことによって自身で感じた体験談をシェアして拡散できる可能性もある企画です。 例えば、 ・化粧品の試供品 ・陶芸教室の体験教室 などがあります。 4.ユーザー交流会企画 自社商品やサービスを利用している人たちが集まるイベントを開催したり情報交換をする場を提供したりすることによって、その商品やサービスに対してよりヘビーユーザー化を求めることができ、今後のさらなる売り上げにつなげることができます。また、顧客からの要望や意見を聞くことによって今後どのように改善していくべきなのか、ヒントとなる意見を聞くことができます。 例えば、 ・ユーザー会 ・自社の新商品お試し会 など、交流会を行うことによって消費者が普段何を思っているのか意見を聞ける機会は生の意見を聞くことにもなるので、今後やるべきことが見えてきやすいという利点もあります。 5.出版企画 お店の商品やサービス、経営者の理念などを掲載した本を出版する企画です。自分の会社のことを本に載せることによって、信頼度を上げる効果があります。そこから自社商品やサービスに興味を持ってもらえたり経営理念に共感してもらえたりすることによって、集客を増やすことができます。 例えば、 ・商品ができるまでの流れを説明した本 ・経営者の理念本 など、お店に来てもらう前に商品や企業のことを知ってもらえるので、お店で一から説明する必要がなくなるという利点もあります。 場合によっては出版費用がかかる場合もあるので、出版する前に予算決めをきちんとする必要があります。また、自社出版した方が安くできる場合もあります。 以上、企画内容を5つご紹介いたしました。それぞれ、集客を見込める企画内容ではありますが、商品やサービスの種類や開催時期によって、向いている企画、向いていない企画があります。また、予算をどれだけにするのか、どのくらい集客が見込めるのかを事前に検討しなければ企画倒れを引き起こす可能性もあります。 そのため、事前の準備からが大事なのです。
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2017.8.18

幸せな高齢者になるための要因とは

日本は超高齢社会である。現在すでに国民の4人に1人が65歳以上であり、2055年には2.5人に1人が65歳以上となり4人に1人が75歳以上になると予測されており、世界に類をみない高齢化率である。 たった60年ほど前までは人生50年と言われていた時代、戦後に平均寿命は急激に伸び続け、現在の高齢者たちはいわゆる前例のないパイオニアである。ゆっくりと高齢化が進んできた欧州に比べ、日本はその高齢化のスピードに社会の仕組みがついていけてない状態だ。 しかし、人生最期まで幸せに生きたいというのが人類の普遍の願いであろう。前例がないといえど、私たちは人生の後期を、どのように生きれば幸せに生きれるのだろうか そこで以前、私が高齢者の幸福感の要因についてまとめたものを参考としてご紹介させて頂きたい。 私の分析によると、幸福感の高い高齢者は次の3つの要因を持っていることが多いという結果になった。 ①「経済的安定」 ②「生きがいの有無」 ③「他者への貢献」 経済面は多かれ少なかれ生活に影響を及ぼすために、安定していることは幸福感の基盤になり得るものだと思われる。 さらに、注目したいのは、幸せを感じる要因としての「生きがいの有無」と「他者への貢献」である。 幸せというのは、幅広い意味で心がポジティブな状態のことであり、その幸せに影響しているのは、自分が好きだと思える物事を行えることや、社会や人間関係に大きく影響を受けている。 幸福感に特に影響を与えているのは、その人の条件やバックグラウンドよりも、その人の心の状態と、社会参加や人との交流、人間関係の中で重要感を持てることであるといえる。 しかし、定年後打ち込んできた仕事から離れることによって、または子育てが終了することによって、シニア世代は、それまで打ち込んできたものを喪失し、生きがいをどのように作っていけば良いのか、迷われる方が多い印象である。 「生きがい」や「他者とのつながり」というものを、自分から作っていく必要性が生まれるのだ。 そこで、この幸福感の要因の「生きがい」や「他者への貢献」を得るための4つの実行案を提案したいと思う。 ①自分が「やれること」、「やりたいこと」、「やるべきこと」を書き出す。 その各々と、3つが融合する部分が現実的に生きがいにつながる活動になり得る。 ②自分の身近な人間関係を大切にする。 親しい家族や仲間、友達とのつながりを深める。相手に感謝の気持ちを伝えたり、愛情関係を維持できる努力をする。 ③自分のことを開示し、できることを周りに伝える。 他者へ貢献したい、つながりたい気持ちがあっても、周囲の人に自分を知ってもらわなくては始まらない。現在はインターネットで情報を公開できる時代であり、活用する事で今までにない可能性が生まれる。 好奇心をもってフットワークを軽くする。 少しでも興味を感じるものがあったら、実際に覗いてみたり、体験してみる。なかなか意欲がわかないという人も、一歩踏み出してみると新しい生きがいや人間関係に恵まれる事が多い。 今のシニア世代は本当に若い。 シニアの多くの知恵やたくさんの物事を乗り越えてきた経験値は貴重である。 ITはその可能性を広げるリソースであろう。このお知恵バンクというサイトは、自分のプロフィールや自分の想い、価値を人に伝えることができる。一歩踏み出す機会となり、新たな活躍の場が広がる可能性となりうるのだ。
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2017.8.18

いまさら聞けないブランディングとマーケティングの違い

皆さんは、ブランディングとマーケティングの違いを正確に答えることが出来るでしょうか知っているようで聞かれると、意外と答えられない場合もあるのではないでしょうかどちらも会社や商品を外に発信していくということで、同一視されてしまいがちですが、効果的にマーケティングとブランディングを行うことは会社経営にとっても非常に重要です。 ■ブランディングとマーケティング ブランディングとは、伝えたいモノや会社の価値をお客様に正確に理解されること。 「あそこのステーキは無農薬の牧草で育った牛を使用しているので安心だね。」とお客様に理解してもらいたい、そしてそのための戦略を考え実行することを指します。 マーケティングは、モノの価値をお客様に「伝えること、訴えるかけること」になります。 例えば飲食店を例にとると、「ここのステーキは無農薬の牧草で育った牛を使用しています」とお客様に訴えかけることです。 つまり、マーケティングの活動とは、ブランディングによって作り出された自社のコンセプトやイメージを広める行為ともいえます。 マーケティングには、DMや新聞、ポスター、テレビCM、SNSでの発信など多種多様な方法があります。 ■ブランディングの効果 ブランディングを行うことは、企業価値の向上に直結します。先ほどの例ではモノの価値で説明しましたが、例えばセーコーと聞くと品質の良い日本の時計メーカーというイメージが定着しています。もし時計を買いに行ったお店に、10000円でセイコーの時計が、隣にデザインがそっくりな全く無名な商品が、9000円で売られていたとしたらどうするでしょうか1000円ぐらいの差であれば、とセイコーの時計を選ばれるのが大半ではないでしょうか それは、品質的にも信頼が置けるし、また名前が知られているものを身に付けることで自分自身のブランドを高めることにもなる、という意識が若干でも働くからです。 ブランディングによって認知度が上がることは、その商品のリピート顧客を増やすことにながります。更に、法的にも世間から守られる対象にもなります。その独自性が世に認められることで、他社が作る低価格の類似品によって価値を落とす心配もなくなります。ブランディングがしっかり出来ているということは、こういった市場でのマイナス要素への対お抗策とも成り得るということです。 ■マーケティングの役割 マーケティングとは、 ・どのような製品がどのように売られているのか。 ・市場価格はいくらなのか など、その商品価値を分析することから始まります。前述のようにマーケティングには多種多様な手段がありますが、ブランディングした商品に合わせてどの手段が適切なのかを考えることが大切です。例えばシニア向けの商品ブランドを作ったとした場合に、ツイッターやインスタグラムでの告知を中心にしても、あまり効果は得られないでしょう。 また市場価格と全く釣り合っていない、必要とされていない機能をブランディングしても成功する確率は下がってしまいます。 適切な販売手法を考え、どのようなブランディングをして、どのようにマーケティングするのかが決定します。つまり、大枠で捉えると、ブランディングとは、マーケティングの一環と考えることも出来ます。 ブランディングとマーケティングは、どちらか一方がおろそかになっても上手くいくことはありません。またどちらか一方が特に優れているから問題ないということにもなりません。つまり両方を上手く兼ね備え実行することが成功につながります。これらの要素を良く理解した上で、自社の商品開発戦略に繋げていきましょう。
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2017.8.18

第15章 アンケートの作成方法について①

第15章 アンケートの作成方法について①こんにちは、渡辺事務所代表の渡辺達文と申します。 私はシステム会社に勤めた後、2012年に独立しました。現在は、国内外の企業団体様に対し、ITを中心とした業務コンサルティングや企業顧問等をさせております。 本連載コラムでは、ビジネスの現場ですぐに活用出来るMS OfficeのWORD、EXCEL、POWER POINT等のスキルを身につけていただきます。 今回の第15章は、アンケート調査の流れと作成方法です。 今回が、いよいよドキュメント作成は最後となります。 そのアンケート結果は操作されているかも 例えば、あなたが“A国に対する印象に関するアンケート”を頼まれたとします。 その時、前情報として「A国首相が親日派です(^^)」と聞いていた場合と、「A国では核実験を行っています(-_-;)」と聞いていた場合で、“A国に対する印象に関するアンケート”はだいぶ変わります。 上の例は分かりやすいですが、アンケートでは実施する環境によってアンケート結果をコントロールすることが可能です。 逆に、本当にちゃんとデータを取りたい場合は、できる限りコントロールをしないように状況をセッティングすることが必要です。 今回は1回の授業でアンケートの作り方・分析の仕方をザクッと説明・実践していきます。自分で作ることを通じて、アンケートの概要を理解していただくことで、以下のことができるようになります。 ? 調査ができるようになる ? データをクロス集計できるようになる(例:右図) ? 操作された調査結果に気づきやすくなる アンケート調査の流れ(高校生の勉強に対する自信を調べる場合) アンケートの流れは以下のようになっています。 目的(問題意識)を持つ→先行研究を調べる→研究方法を決める→アンケート作成 →アンケート実施→集計・分析→解釈 たとえば「もし高校生の勉強に対する自信が、学年によって変わるのだろうか」という疑問を解決したいと思ったら以下の様な手順でアンケートをすることが考えられます。 質問項目を作るには(高校生の勉強に対する自信を調べる場合) アンケートでは、自分で質問項目を作ることも出来ますが、すでに実績のある質問項目(尺度)を用いることも可能です。既存質問項目は、色々な人がその項目について検証した実績があるので、もし見つけられれば、その尺度を利用するのがおすすめです。 今回のケースですと、以下の質問項目(尺度)を利用することが可能です。 ? 「Motivational and Self-Regulated Learning Components of Classroom (https://goo.gl/vRih3r)」の'学習における自己効力感'測定尺度 ? 「自己効力感, 不安, 自己調整学習方略, 学習の持続性に関する因果モデルの検証 (https://goo.gl/ufLDFD)」の”自己効力感”測定尺度 「はい・いいえ」方式「1.そう思う 2.ややそう思う … 5.そう思わない」方式 アンケートは選択肢の数によって呼び方が違います。 選択肢の数に応じて〇件法と呼び分けます。 「はい」「いいえ」というような、選択肢が2つの場合は二件法と呼びます。 「1.そう思う」「2.ややそう思う」「3.どちらとも言えない」「4.ややそう思わない」「5.そう思わない」というものは、五件法と呼びます。 他にも、三件法、七件法など色々な種類があります。 アンケートをどうとるか(Google フォーム vs 紙) アンケートをどうとるのかこれはケースバイケースだといえます。 Googleフォームは、集計が簡単ですし、URLさえ伝えられれば、知らない人にもアンケートを答えてもらうことができます。しかし、スマホを開いて回答するのは面倒に感じられることも多いので、回答率が下がることもあります。 紙で調査する場合、調査用紙を配布・回収する手間や、データ入力の労力がかかります。 しかし、アンケートの回答率は高いので、そこまで人数の多くない場合は、紙で調査するメリットはあります。デジタル化が進んでいる現在でも、紙による調査は少なくありません。 次回は、WORDを使用して実際のアンケート作成にうつります。
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