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2017.12.18

あらゆるニーズへの対応に自信。株式会社ファーストステップ充実の輸出サポートサービスをご紹介。

増加する海外輸出。自社製品の輸出をお考えなら……?
和食ブームを背景として、日本酒の海外輸出が増加していますね。
少子化で日本国内のマーケットは小さくなり続けていますから、海外に目を向ける企業も増え続けています。
自社の製品を輸出したいと考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、新たに貿易を始めようと思うと最初にぶつかるのが、膨大かつ煩雑な手続き。国によっては法制度も複雑でなかなかハードルが高いのが現状です。
実際に貿易を行なっている企業であっても、納期のトラブルや法改正への対応など悩ましい問題が多いかと思います。
では、もしそれらを全て任せることができたとしたらどうでしょう。
株式会社ファーストステップはワンストップで貿易実務を丸ごとサポートする専門企業です。
新しく貿易を始める企業から、貿易コストをカットしたい企業まで、多様なケースに対応しており、誠実な姿勢と小回りの効くサービスを特長としています。
今回はLessQ編集部から、株式会社ファーストステップの輸出サポートサービスについてご紹介したいと思います。
全く未経験でも安心。充実のサポート内容をご紹介!
株式会社ファーストステップの基本の輸出支援サービスは、最適な輸送方法・契約のアドバイスから実際の書類作成まで貿易に関する実務を全てサポートする安心設計。
輸出未経験の企業でも気軽に相談することができ、まるで貿易部門を立ち上げたかのようにスムーズな輸出が可能になります。
以下が、輸出支援サービスのサポート内容です。
相談→輸出事前サポート→輸出サポートという流れで進んでいきますので、今回は時系列に沿ってまとめました。
①内容確認
まずは面談にて商材、相手国、ボリューム、輸出頻度などを伝えます。この情報を元に、株式会社ファーストステップが何らかの貿易規制に該当していないか調査を行います。
②輸出事前準備サポート
契約前に、貿易規制についての調査の結果をご報告し、通関を迅速に行うために便利な輸出入者コード(輸出入者符号)と実際に取得するための申請方法についてご説明を行います。
また、株式会社ファーストステップと貨物海上保険の契約をします。必要な場合は輸出取引信用保険(売掛金回収保険)もご案内します。
最後に、発注前に輸出者からの見積内容(契約内容)の確認を行い、貿易条件等で不利にならないよう専門的観点からアドバイスをします。必要に応じて発注書雛形も用意が可能です。
③輸出サポート
輸出に必要な書類の作成代行や、最適な梱包のアドバイスと手配、輸送業者・通関業者・税関等関係各所とのやりとり、出荷のスケジュール管理などの面倒な手続きについて、株式会社ファーストステップが窓口となって一括請負します。
また、梱包や輸送方法についても、専門知識を活かし最適な方法をアドバイスします。
すでに貿易を行なっている企業であっても、業務全体を見直すことによって大きなコストダウンを実現できる場合があるそう!
輸送費の面でも、その他の面でも、個別のケースに合わせて最もコストパフォーマンスのよい方法を提案しています。
例えば国際宅急便での輸出の場合、貨物の取扱量によって5倍以上もコストが変わってくるため、株式会社ファーストステップのアカウントを使うことで大幅なコストダウンが可能です。
トラブルサポートから展示会出展への対応まで。あらゆるニーズに対応します。
基本のサービスだけではありません。実は他にも、トラブル対応やL/C取引の対応など多彩なサービスを取り揃えています。
貿易に関するあらゆるニーズに対応できるのが、株式会社ファーストステップの強み!
豊富な専門知識を活かし、きめ細かいサポートを行っています。
①トラブルサポート
貿易はどうしても長距離、長時間の輸送になりますから、予期せぬトラブルが起きやすくなります。
輸送中の貨物の破損や、現地で通関が切れないなど様々なケースに対し、必要な手続きを代行することによってスムーズな輸送を可能にします。
②輸出必要書類(原産地証明書等)の取得代行
取引条件によって原産地証明書や貨物査証等の取得が必要となる場合、書類作成代行およびアドバイスを行います。
③L/Cに基づいた書類作成・アドバイス
商品の引き渡しと代金回収のラグをなくすために銀行が発行するL/C(信用状)を必要とする取引の場合、条件内容によっては煩雑な書類作成業務が発生します。
書類作成の代行およびアドバイスが可能です。
④海外展示会出展サポート
遅延が許されず、展示会場ごとに荷役作業ルールがあるなど、通常の輸送に比べて煩雑になりやすい海外展示会出展。
株式会社ファーストステップでは各種書類作成の他、ATAカルネ(物品の一時輸入のための通関手帳。通関手続きをスムーズにし、輸入税の担保書類となる。)申請代行も行っています。
すでにフランス、ドイツ、アメリカ、カナダ、UAE、マレーシアでの出展サポート実績を持っており、安心して利用できます。
この他にも輸出コンサルタントとして、海外進出・展開や業務改善のサポートをしたり、輸出に関する出張セミナーを実施したりと、様々な形で貿易部門のお手伝いをしているといいます。
あらゆるニーズに対応し、最も効果的な方法を提案できるのが株式会社ファーストステップの強みだと言えるでしょう。
煩雑な輸出手続きを依頼することによって中心業務に集中するもよし、業務の見直しによって大幅なコストカット・効率化を図るのもよし。株式会社ファーストステップは専門企業としてあらゆるニーズに対応した貿易サポートサービスを提供しています。
今や時間をお金で買う時代!海外輸出を考えている/貿易業務を効率化したい企業の皆様、一度ご相談してみてはいかがでしょうか。
公式ホームページ:http://www.1st-step.co.jp/
LessQアドバイザーページ:https://lessq.jp/adviser/219
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2017.12.18

「丸ごと」依頼でコストも削減。株式会社ファーストステップ輸入サポートサービスの内容をご紹介!

輸入はどういった流れで進むのか?何を委託できるか知っていますか?
貿易にかかわる手続きは煩雑かつ膨大。
そういったイメージをお持ちの方は多いですし、実際、コストダウンやトラブル対応まで考えるとかなり専門的な知識が必要となってくるのも事実です。
しかしそもそも、どういった手続きが必要で、どの部分を委託できるのか把握している方は少ないのではないでしょうか。
特にこれから本格的に輸入業務を開始しようと考えている場合、そもそもどういった流れで輸入手続きが進んでいくのかもわかりにくいですよね。
そこで今回は、LessQ編集部から、貿易実務を丸ごとサポートする株式会社ファーストステップの輸入サービスをご紹介します。
輸入の準備段階から納品まで(希望すれば小口発送まで!)行う充実のサービス。時系列に沿ってまとめましたので、輸入の流れが知りたいという方もぜひご一読ください。
煩雑な実務を全てお任せ。株式会社ファーストステップ基本の輸入支援サービス。
①輸入内容確認(初回面談)
初回の相談で商材、相手国、輸入量、頻度などを面談にて確認します。
これを元に日本への輸入禁止品や規制品に該当しないか、HSコード(国際貿易商品の分類コード)および輸入関税率を調査します。また、減税/免税手続きが可能かについても事前調査します。
②各種ご報告と保険契約、輸入契約のアドバイス
輸入規制の有無、HSコード、関税率などについてご報告をし、輸入までの流れについてご説明します。事前調査で輸入予定品が食品衛生法、薬事法、消防法等に関わる物品であることがわかった場合、該当省庁への申請をお願いします。
また、輸出入者コード(輸出入者符号)の取得メリットにご説明した上で実際の取得までの方法についてアドバイスを行います。
次に、株式会社ファーストステップと貨物海上保険の契約をします。輸入物品やケースによってはPL保険もご案内します。(PL保険は貴社と株式会社ファーストステップ提携先保険会社間での直接契約です。)
最後に、発注前に輸出者からの見積内容(契約内容)の確認を行い、貿易条件等で不利にならないよう専門的観点からアドバイスをします。必要に応じて発注書雛形も用意が可能です。
③輸入実務の一括サポート
輸入書類の入手、関係各所(輸送業者、通関業者、税関など)とのやりとり、納品日時の調整まで一括して株式会社ファーストステップが代行します。貴社に対しては輸入書類の確認、最適な梱包、輸送方法についてアドバイスを行います。
※輸入中に起きるトラブル対応についてはこちらに含まれていません。下記のトラブルサポートの項目をご参照ください。
 
このように、株式会社ファーストステップで事前確認から大量の書類作成、頻繁に必要となる各種連絡まで輸入に関わる貿易実務を丸ごとサポートしています。起業前にすでに3,000件、2012年の起業から2,000件と豊富な実績を持ち、専門知識を活かしたアドバイスでコスト削減にも自信があるとか。実際に、輸送費の見直しによって一回につき数万円が節約できるようになったケース、20パーセントのコストカットが実現したケースがあるといいます。
これから輸入を始めたい!という企業にも、貿易業務をアウトソーシングして効率化を測りたいという企業にも大変オススメです。
トラブル対応、国内発送、販売サポートまで!貿易特化だからできる充実サービス
さらに、以下のようなサービスにも対応しています。
長期、長距離輸送で発生しがちなトラブル対応や、輸入品到着後に発生する業務の代行など、貿易に特化しているからこそできる「かゆいところに手が届く」充実のサービスです。
①トラブルサポート
 長期、長距離輸送だからこそ起きやすいのが予期せぬトラブル。対策を万全にしたつもりでも、貨物の破損や通関でのストップなど様々なケースが起こり得ます。
そんなトラブルへの対応には、貨物の書類への十分な知識が欠かせません。余計な出費が嵩まないよう、迅速・丁寧なサポートを行っています。
②国内小口発送
株式会社ファーストステップは東京港や羽田空港から近い大田区城南島に広大な倉庫スペースと検品場を備えた倉庫設備を有しています。
「輸入した商品の一時置き場がない!」という方も安心。
輸入貨物の荷受け、一時保管はもちろん、ラベル貼り、再梱包、納品書・チラシ封入、宅急便での小口出荷まで、国内の小口発送に必要な業務を丸ごとアウトソーシングすることができます。
③販売サポート
販売サイト制作会社と提携しているため、「法人向け販売サイト」制作のご案内が可能。商品の認知度向上をサポートしています。
豊富な実績と小回りのきく誠実・丁寧な姿勢。
このように、充実した輸入サポートが可能な株式会社ファーストステップ。
家具・インテリア用品や建材、各種部品から食品・化粧品など特殊な手続きが必要なものまで多種多様な品目での輸出入実績があります。
電動ガレージのような非常に大型のものから手のひらサイズの小さな装飾品まで、大きさと頻度に合わせ、船便から航空機輸送まで色々な輸送形態に対応しています。
少量ずつの頻繁な輸入や、品目による梱包の変更にも対応!小回りの効くサポートが魅力です。
実際の感想は公式ホームページ「お客様の声」(http://www.1st-step.co.jp/users_voice/users_voice_all.html)からご覧ください。
貿易部門を外に作ったかのように「丸ごと」委託できてしまう包括的なサポート内容は非常に魅力的。
貿易に悩む経営者の皆様は、一度相談されてみてはいかがでしょうか?
LessQから無料相談も可能です!
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2017.12.15

輸出入ビジネスを始めるなら!ワンストップであらゆる貿易業務をサポートする、株式会社ファーストステップ

貿易はコストがかかる?今、真剣に貿易を考える。

 グローバル化が進む中で、国を超えたビジネスに注目する企業が増え続けています。少子高齢化で人口が減少する中、勢いのある海外市場に期待するのも当然、中小企業を含め多くの企業にとって海外展開は緊急度の高いテーマになっています。また、海外で低価格・高品質の製品を製造し、日本で輸入・販売する企業も増加し続けています。

 

 しかし一方で、現実的に「貿易」を考え始めると多額のコストがかかるのも事実。貿易部門の立ち上げには初期投資が必要ですし、専門家の雇用には金銭的、研修には時間的コストがかかります。こういった事情から海外との取引を諦めている企業も多いのではないでしょうか。

 

 しかし実は、貿易実務に関する包括的サポートを行う会社が存在します。今回は弊社アドバイザーであり、輸出入に関わるアドバイスから、税関・取引先・輸送会社などとの煩雑なやりとりおよび膨大な事務作業、保険の手配までワンストップでサービスを提供する株式会社ファーストステップをご紹介します。

 

強み①ワンストップで圧倒的な手間と時間の削減

 株式会社ファーストステップは貿易コンサルティングおよび貿易代行業務を中心に貿易実務に関する包括的なサービスを提供している企業です。

 

 2012年の創業ながら5000件以上の実績を持ち、コンテナなど大口輸送から急な小口の輸出入まで多種多様な案件に対応してきました。

 

 強みはなんといっても、貿易実務に特化していることで可能となった、窓口一本のワンストップサービス。輸出地の事務所/倉庫/工場から、陸上輸送、通関、船便/航空機輸送、国内輸送を経由して輸入地の事務所/倉庫/工場まで完全なDoor to Doorでサービスを行っています。輸送中の破損など予期せぬ損害に備えた保険の手配も可能です。

 

 また、貿易には煩雑な輸出書類の準備や輸送・梱包放送の選定など様々な業務が発生しますが、これらについても「丸ごと」依頼ができるのが特徴的。輸入の場合は商品の一時保管や検品、出荷といった小口発送代行サービスも行っているそうです。

 

 これらを全て自社で賄おうとすると膨大な手間と時間がかかりますが、全て依頼することで大幅な時間・人員コストが削減できます。中心業務に集中しながら効率的に貿易を行うのであれば、最適な選択と言えるでしょう。

 ※貿易部門を立ち上げたい場合はコンサルタントとしてサポートもできます。

 

強み②輸送費だけじゃない!知識を活かしたコストダウン

 貿易に特化しているからこそできるのが、専門知識を活かしたコストダウン。貿易関連のコストダウンというと輸送費の節約が浮かびますが、その他にも免税・減税が可能な場合、三国間貿易に有利な場合など様々なパターンがあります。このあたりについては専門的な知識と多くの手続きが必要となりますので、これから本格的に貿易を始めたいという場合には有難いですね。

 

 また、もちろん輸送費のコストダウンにも力を入れており、商品に最適な輸送方法や梱包材の提案によって無駄なコストをカットできるといいます。今まで貿易業務を行ってきた場合でも、あらためて専門家が入ることにより、無駄が見つかることも多いとか。継続的にかかるコストですから、見直しておきたいポイントです。

 

強み③特殊なケースから物流のサポートまで。多種多様なニーズへの対応

 進出のチャンスである一方で、通常よりルールが煩雑&時間に厳しいなど制約が多い海外展示会への出展サポート、商品保管からラベル貼り・検品・納品書の封入などまでを含む日本国内での小口出荷トータルサポートなど、多様なニーズに対応しているのも特長です。

 

 特に小口出荷サポートについては大田区城南に検品場と広いスペースを備えた物流倉庫を有しており倉庫業務を丸ごとアウトソーシングすることができます。

 

予算は時短、効率化に使うべし

 もはやグローバルがスタンダードになりつつある現代。自由貿易化への流れも強まっていますから、これからますます全ての企業にとって貿易が身近なものになってくるでしょう。

 

 貿易はどうしてもコストがかかりがちな分野ではありますが、だからこそ自社で全てをやろうとするのではなく、費用を払ってでも専門家に依頼することがおすすめです。無駄がカットできると同時に、商品開発や営業、販売など業務の中心に集中できるようになることでパフォーマンスが向上します。

 

 貿易、海外取引に興味をお持ちでしたら、ぜひ一度株式会社ファーストステップのHPもご覧ください。(http://www.1st-step.co.jp/)本記事より詳細な

に対応業務や実績がご覧いただけます。

 

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2017.9.22

貿易実務 【3】輸出入トラブル事例  ~トラブルを未然に回避!~

前回のコラムでは、貿易実務の基礎編②として、貿易の実務の概要についてでした。今回は、【3】輸出入トラブル事例『トラブルを未然に回避する方法』をお届けします。

 

輸出入トラブル実例

 

1. 貨物の損傷 アメリカからの建材輸入

2. 税関検査 中国からの自転車完成品輸入

3. 特恵関税 中国からの布地輸入

4. 貨物の紛失 オランダからの家具輸入

5. 税関トラブル 中国向けに布地輸出

6. 輸出梱包 香港向けに業務用冷蔵庫の輸出

 

1. 貨物の損傷

2.  アメリカより電動ガレージを輸入しましたが、輸送中に傷が付いた為、保険求償手続きを行いました。 「貿易」では、輸送距離や輸送期間も長いですし、輸送中に起こり得る事故危険による損害発生に備え、貨物保険に入るのが一般的です。 また保険会社の選定は、料率だけでなく、事故の際にきちんと支払ってくれるかどうかが、重要になります。

   

出展 株式会社ファーストステップ セミナー資料より

 

2税関検査

 

40フィートのハイキューブコンテナで自転車の完成品の輸入を行い、輸入時に税関検査(X線検査)になりました。すると、書類に記載されていない商品が次々と出てきて、結果的に

 コンテナは2週間以上止められ、全数検査となりました。

  輸出者に確認したところ、好意により、コンテナ内に大量のサンプル

 品を載せてくれたのですが、逆に、数十万円の出費が掛かるという結果

 になりました。

  

出展 株式会社ファーストステップ セミナー資料より

 

3. 特恵関税

 

 中国から椅子に使用する布地の輸入代行を行いました。

 輸入商材に対する関税は5.7%で、輸入通関時に「原産地証明書」を

 提出できれば4.56%に下がります。  この制度は途上国(または地域)の開発を支援する立場から、途上

 国・地域を原産地とする物品の輸入にあたって、一般の税率よりも低

 い特恵税率を適用することにより、途上国・地域の輸出所得の増大、

 工業化の促進、経済成長の加速などを目的とした制度です。  中国の発展により輸入品のほとんど除外されていますが、一部まだ

 適用される物品もあるので、事前の確認が必要です。

 

出展 株式会社ファーストステップ セミナー資料より

 

オランダからの7個口の貨物ですが、その内1個が紛失して

しまいました。原因が分からず、商品代金は物流業者に補償してもらいましたが、状況によってはお客様に多大な迷惑をお掛けし、大問題に発展するケースがあります。

 やはり、貨物が複数個になる場合は、貨物の紛失を防ぐ為、荷役作業を行い易くする為、また貨物に傷が付きづらくするという観点からパレット梱包にする事をお勧めしています。

  

出展 株式会社ファーストステップ セミナー資料より

 

5. 税関トラブル

 

 中国向けにDDP条件で布地の輸出を行いました。DDPとは貿易条件の1つでDelivered Duty Paid(関税込持込渡条件)の略です。 売主は指定仕向地までの一切の「費用」と「危険」を負担し、指定仕向地において買主に貨物を引き渡す条件なので、一般的には親会社と子会社間の貿易条件等で使用されます。 当然輸入国における輸入通関を行い、通関手数料、関税その他輸入に関わる全てのリスク及びコストは輸出者の負担になります。

 貨物が現地の通関で止められ、様々な書類提出を求められました。

特に中国の税関はトラブルが発生し易いので、港や空港止め条件をお勧めしています。特にDDP条件での御見積提出は避けた方が良いと思われます。

 

 

6. 輸出梱包

7.  「香港」向けに「業務用冷蔵庫」の輸出を行いました。冷蔵庫5台を真空梱包にし、20フィートコンテナで輸出しました。 船便で海外へ輸送する場合、海水の塩や湿気は錆びの原因となり機械にとっては命取りとなります。真空梱包(バリヤ)は、機械をバリヤで覆い、空気を抜いて真空状態にしたうえで梱包するという方法です。バリヤで真空にした状態の中にシリカゲル(乾燥剤)を入れて湿気を取り除き、湿気による錆びを防止します。

8.  過去の経験から最適な輸出梱包のアドバイスをさせて頂きました。もし、商品に傷や故障が発生しても、輸出に耐えうる梱包でないと判断された場合は、保険金が支払われない場合が有るので注意が必要です。

  

出展 株式会社ファーストステップ セミナー資料より

 

第4回では、【4】国際輸送『コストダウンの取り組み』をお届けします。

 

 

 

 

 

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2017.9.22

貿易の基礎知識① 基礎編

貿易実務を学ぶ上で、まず始めに国内取引と海外取引にはどういった違いがあるのかを理解する必要があります。数回に渡って、貿易実務に関するコラムをお届けします。

 

今回は、基礎編の①として、貿易の注意点と各国の規制 についてです。

 

貿易取引と国内取引の相違点

 

「言葉」の問題、「各国の規制」の問題以外に・・・

1. 国が違うので、売主(輸出者)と買主(輸入者)とが

  互いによく知らないことが多い。

  → 取引相手の信用に不安がある(信用リスク)。

2. 国が異なるため、商品の輸送距離が長く時間がかかる。

  → 輸送途上の貨物の事故に対する不安がある。

  → すぐに代金回収出来ず、資金負担が大きい。

3. 通貨が異なるため、代金決済が複雑

  → 通貨の交換が必要となり、為替変動リスクがある。

 

輸出規制及び禁止貨物①

 

日本では外為法という法律に基づき輸出規制が行われており、下記の規制に該当する輸出には事前の許可が必要になる。

【リスト規制】

一. 兵器そのもの

一. 兵器もしくはその一部になりそうな高い性能を持つ汎用品

一. 兵器の開発などにも利用できる高い性能を持つ汎用品

15項目にリストアップされており、当該仕様に該当するかしないかの判定

 (該非判定)を行う。

【キャッチオール規制】

リスト規制品に該当するもの以外(木材、食料品などを除く)の輸出にあって、その用途や需要者に兵器の開発に関する懸念がある場合。

 

輸出規制及び禁止貨物②

 

違反に対する罰則】

 ・1000万円以下又は対象となる貨物や技術の価格の5倍以下の罰金

 ・10年以下の懲役

 ・3年以内の物の輸出/技術の提供の禁止

また、下記の4点が関税法により輸出禁止になっている。

1. 麻薬、大麻、覚せい剤等

2. 児童ポルノ

3. 特許権、実用新案権、意匠権、著作権、著作隣接権等を侵害する物品

4. 不正競争防止法違反物品(他人の商品等表示の類似品・模倣品等)

 

日本における輸入規制

日本では以下の物について、関税法により輸入が禁止されています。

1. 麻薬、大麻、覚せい剤 等

2. けん銃、機関銃 等

3. 爆発物

4. 火薬類

5. 化学兵器 等

6. 感染症に対する病原体 等

7. 貨幣、紙幣等の偽造品、模造品

8. 公安や風俗を害すべき書籍、図画、彫刻物 等

9. 児童ポルノ

10. 特許権、実用新案権、意匠権、著作権、著作隣接件等を侵害する物品

11. 不正競争防止法に掲げる行為を組成する物品

※外為法により、特定の貨物に対し承認または確認を義務付けています。

※医薬品や化粧品等は「薬事法」により厚生労働省の許可を受けたもの、食品の

 場合は「食品衛生法」により成分、添加物等が我が国の基準に合ったものしか

 輸入出来ません。

 

各国の輸入規制①

 

1. 東日本大震災 主要国・地域の輸出入等関連措置  ※2016219日現在

中国 輸入停止(福島、栃木、群馬、茨城、千葉、宮城、新潟、長野、埼玉、東京の

        全ての食品・飼料)

    上記10都県以外の野菜及びその製品、乳及び乳製品、茶葉及びその製品、

    果物及びその製品、薬用植物産品については、政府作成の「放射性物質検査

    証明書」及び「産地証明書」が必要。

    その他の食品・飼料については、政府作成の「産地証明書」が必要。

香港 輸入停止(福島、栃木、群馬、茨城、千葉の果実、野菜、牛乳、乳飲料、粉ミルク)

    上記5県の食肉(卵を含む)、水産物については、政府発行の「放射性物質検査

    証明書」が必要。

    上記5県以外の全ての食品については、香港政府にて「サンプル検査」の実施が

    ある。      

 

各国の輸入規制②

 

2. その他の輸入規制

. 韓国の原産地表示規則

 特定の物品については、輸入の際に原産地表示が義務付けられてる。輸入物品

 の原産地は、製造の段階で印刷、捺印等による表示を原則とするが、物品の特 

 性上によりラベルやタグ等を使用して表示も可能。 

 ※輸入総品目数の50%以上が該当。

. サウジアラビア向け輸出規則

 サウジアラビア税関は、個々の商品に原産国表記をすることを義務化にし、原産

 地表示のないものには罰金が課されることになっている。

 なお、直接表記できない小さな製品や、直接表示が困難な製品については、箱 

 などのパッケージに表記することになる。

 また原産地証明書も必ず必要で、船積前にはサウジアラビア政府が認可した検 

 査機関で、適合検査を受ける必要もある。

 

各国の輸入規制③

 

. UAE(アラブ首長国連邦)向け領事査証規則

  中南米、中近東、欧州の一部の国向けに貨物を輸出する場合、原産国の特定や書類

  偽造防止などを目的として、インボイスと原産地証明書への領事査証が必要とされ

  ている。

 ④. 木製梱包材規則

  木材の病害虫が輸入貨物の梱包材に付着して国内に侵入することを予防するため、

  海外から輸入される貨物の木製梱包材に燻蒸等の消毒処理を義務付けている。

  ※日本、EU、オーストラリア、米国、カナダ、韓国等 約70カ国で要求される。 

  

    

㈱ファーストステップ 内山 一

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2017.9.22

貿易の基礎知識②  (貿易実務の概要)

前回のコラムでは、貿易実務の基礎編①として、貿易の注意点と各国の規制 についてお届けしました。今回は、基礎編② 貿易実務の中の下記4つに関する概要について、です。

 

① インコタームズ

② 税関の役割

③ 海上保険

④ 帳簿書類の保存と事後調査

 

① インコタームズ

 

インコタームズとは「貿易条件」の事で、売買する当事者間の①費用負担の範囲と②貨物の危険負担の範囲を明確にしたものであり、解釈の違いによるトラブルを防ぐ事が出来る。

 

〔出展〕株式会社ファーストステップ セミナー資料より

 

※国際商業会議所が、貿易条件の解釈に関 する国際規則として制定した解釈基準。

1936年に誕生し、その後時代の要求に合わせて修正、追加、削除され今日に至る。あくまで法律でも国際協定でもないため、採用するか否かは当事者間の自由であるが、一般的には使用される。

 

〔出展〕株式会社ファーストステップ セミナー資料より

 

① 税関の役割

 

 日本では9税関が設置されており、主に3つの役割を果たしている。

① . 薬物や、銃器等の安全、安心を脅かす物品等の密輸出入の取り締まり。

 

. 税関で徴収する関税・消費税は日本国税収入の約1(5兆円)に相当し、その適正徴収を確保している。 ※加算税(税関事後調査の修正申告)の場合は1015%、重加算税(隠ぺい又は仮装による誤申告等)の場合は3540%加算され納税しなければならない。

 

② . 適正な通関を確保しつつ、利用者の利便性の向上に努めている。

出展〕株式会社ファーストステップ セミナー資料より

 

 

① 貨物海上保険

 

 貨物の輸送中に起こり得る事故危険による損害発生に備え、通常は貨物保険を手配する。

貨物保険は一般に、貨物が輸出者の倉庫から最初に動かされた時から、仕向地の買い手の倉庫において、荷卸しが完了した時までの全輸送期間をカバーする。

 ただし、本船から荷卸し後60日が経過した場合(航空貨物は30)は保険の適用はされないので注意が必要。

 

〔出展〕株式会社ファーストステップ セミナー資料より

 

 

① 帳簿書類の保存と事後調査

 

輸出者または輸入者は、輸出入した貨物に関する品名、数量及び価格等を記載した帳簿を備え付け、帳簿及び関係書類の保存が義務付けられている。

 

【輸出】

 帳簿-保存期間 5年間

 書類-保存期間 5年間

【輸入】

 帳簿-保存期間 7年間

 書類-保存期間 5年間

 

出展 株式会社ファーストステップ セミナー資料より

 

◆事後調査

 輸出者または輸入者の事業所等を税関職員が個別に訪問して、関係する

帳簿や書類等の確認を行う調査のことをいう。

輸入(納税)申告が適正に行われているか、また輸出された貨物に掛かる

手続きが関税法等に従って、正しく行われているか等を確認し、不適正な申告はこれを是正すると共に適切な申告指導を行うもの。

 

第3回では、【3】輸出入トラブル事例『トラブルを未然に回避する方法』をお届けします。

 

 

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