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コラムサムネ

スリランカの会社設立・登記

2017.12.15

スリランカで会社設立〜具体的な手続きの流れは〜

スリランカでは必要書類さえ揃えることができれば比較的時間を要せず会社設立が可能です。
ただし、進出の形態によって手続きの流れや必要な書類が異なりますので、ご確認ください。 

●現地法人I
後述する多額の資本金とスリランカ投資庁(BOI)の承認が必要な現地法人ではなくとも、実質「1円」から会社設立が可能です。
中小企業や個人が事業をはじめるにあたりまず検討すべき会社設立の形態です。
取締役、監査人、秘書役の選定が必要となりますが、BOIへの申請の必要はなく、必要書類と各人員、事業内容の選定を行い、会社登記局に申請します。
不備がなければ通常2-3週間で登記が完了し、その後各種銀行口座を開設することで事業活動が可能となります。

必要な書類を揃えることができれば比較的時間を要せず会社設立が可能です。
ただし、事業内容によっては外資の出資比率に制限がある、秘書役の選定はスリランカ人の有資格者を選定しなければならないなど、細かな確認と的確な判断が必要なため、実質的に自力で手続きを進めることは困難といえます。

 ●現地法人 Ⅱ(各種手数料、手続きはは適宜変更の可能性あり)
①BOIへの申請 
事業内容が外資規制の対象となる場合、また法人税減税などの優遇措置の対象となる場合はスリランカ投資庁(BOI)への投資申請が必要です。 
申請に伴って、以下の手数料が必要になります。 
・BOI法第17条に基づく子会社の場合 
申請処理手数料として200ドル、契約処理手数料として1,550ドル(戦略開発プロジェクトの場合は3,000ドル)、補足契約料(拡張の場合520ドル、その他の場合25ドル)、これに加え業種によって異なる年間手数料が必要です。 
・BOI法第16条に基づく子会社の場合 
手数料として200ドル、定款審査の費用として55ドル、年間手数料300ドルが必要です。 

認可を受けたらBOIの認可書を会社設立申請書と併せ、会社登記局に提出します。(項目③) 

②商号登録 登記局のウェブサイトで既に同じ商号が登録されていないかを確認し、社名申請を行います。 

③会社登記局での登録 

④銀行口座の開設 
銀行で会社名義の銀行口座を開設します。

 ⑤資本金振込み 
持ち株数に応じて取締役が④で開設した講座に資本金を振込みます。 

⑥株式保有証明書の発行 
取締役ごとの持ち株数を明記した株式保有証明書を発行します。 
コピーは④の銀行口座に提出する必要があります。 

 ⑦納税者証明書発行 
税務署で登録を行い、納税者証明書の発行を受けます。 

●支店 (各種手数料、手続きはは適宜変更の可能性あり)
会社登記局へ必要書類を提出し、1ヶ月程度で財務省、通商・消費者問題担当相の承認が下り、登録証明書が発行されます。 
スリランカ国内に事業所在地を設定する場合、10万ルピーを支払う必要があります。 

会社設立と定款、綱領についての認証謄本や国内で行なっている事業内容を明記した取締役会決議案の認証謄本の提出が必要なのですが、この「認証」については注意が必要です。 
それぞれの書類が以下の方法で真正な謄本であると証明されてはじめて「認証」を受けたことになります。 


 (日本貿易振興機関(ジェトロ)「外国企業の会社設立手続き・必要書類」(https://www.jetro.go.jp/world/asia/lk/invest_09.html)より引用) 

 ●オフショア会社 会社登記局へ必要書類を提出し、設立の許可を受けます。 
開設にあたり、スリランカ国内銀行に7万ドルを入金する必要があります。 
また、登録は毎年更新があり、更新毎に10万ルピーがかかります。 

 

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