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2017.09.22

IRの定義と担当の業務とは?

皆さんはIRとはどういったものかご存知でしょうか?IRが広報と同じ位置づけだと思っている方もいるかもしれません。しかし、実際はIRと広報PRの業務内容や必要な知識は全く違います。ここでは、IRの定義と、あまり知られていない担当の業務について、簡単にご説明します。

 

一般社団法人日本IR協議会によると、IRとは

IR(インベスター・リレーションズ)とは、企業が株主や投資家に対し、投資判断に必要な企業情報を、適時、公平、継続して提供する活動のことをいいます。.”と定義しています。

https://www.jira.or.jp/guide/index.html引用元:一般社団法人日本IR協議会

 

 

簡単に言うと、投資家や株主に向けた広報活動のことで、企業情報を適切に資本市場に開示することによって、株主や投資家が適切な投資判断ができるようになります。企業側はその状況から今後の戦略策定につながります。IRは、開示が義務付けられている有価証券報告だけでなく、企業が自主的、積極的な情報開示をすることも可能です。

 

IRで開示されている情報には、上場企業が必ず公開しなければならない有価証券報告書意外にも下記のようなものがあります。

・四半期報告書

・経営方針

・財務・業績情報

・株式情報

・イベント情報

・その他〔CSR情報、株主還元、コーポレートガバナンス、サービスの利用状況〕

 

それでは、IR担当者になると、どういった業務を日々行うのでしょうか?

IR担当者の業務を簡単にまとめると、


① 自社、他社の動向をメディアで収集

新聞や業界紙などで、自社の株価情報のチェックや業界や競合他社の動きを確認

します。株価だけでなく、IRは自社の商品に対する知識なども理解していなければなりません。自社の今後の方向性を理解しなければいけないので、業界の流れを理解することも重要です。

 

① 定期的なミーティングの参加により情報の共有

経営企画、広報、経理、税務部などの代表者と定期的なミーティングを行います。

この際IR担当者は、どの情報を投資家に向けて公表するべきなのかを考えます。

  このときに、投資家から寄せられた情報と各部署に共有し、今後の対策につなげます。

 

② 財務情報や、会議によりまとまった経営戦略報告書を作成・公開

財務状況や経営戦略を報告書にまとめ、インターネットなどで公開を行います。この報告書の作成が最も重要な業務になります。それは、例えネガティブな情報でも開示しなければいけないので、どのような言葉で伝えるのか良く考える必要があります。

 

③ 株主に対する報告や、決算報告会への参加

報告書の作成・公開を行って終わりではありません。IR担当者は、株主や投資家それぞれ個別に、状況報告をする機会も少なくありません。また、決算報告会へ参加した際には、多数の投資家やメディアに向けても発表する必要がありプレッシャーがかかります。

失敗すると大きな影響ができるため、十分な準備が必要です。

 

情報の開示の方法により、投資家からの信用を損なうことになったり、賛同を得たりすることがあり、経営にも関わる非常に重要な役割を果たしているIRは、会社の顔であり、会社を背負っているともいえます。その分、報告会を成功させたときには、大きな達成感を味わうことが出来るでしょう。

IR担当には、特に必須のスキルや資格がいるわけではありません。しかしこういった重責を担う業務ですので、新入社員がいきなり担える役割ではなく、一般的には経理や財務、そして広報を担当し、リーダークラスを経験した、会社の状況を良く理解しているものから選任されます。株主や投資家への発表の場も多く、コミュニケーションやプレゼンテーション力の高さも求められます。一般社員ではなかなか近づくことが出来ない経営者層との関わりや、投資家の中でも、非常に優れた経歴の方と知り合う機会もある点が魅力といえます。

 

より詳しい情報については、事務局か登録されているアドバイザーまでお気軽にご相談ください。 

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