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音楽

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  • コラムサムネ

    和太鼓

    2017.11.28

    八丈太鼓は一体いつ頃から島で叩かれるようになったのでしょうか?

    一説によれば「刀を取り上げられて八丈島へ島流しにされた流人(武士)が、腰に差していた二本の太刀を二本のバチに置き換えて、鬱憤を晴らすために太鼓を打ち鳴らした」といわれています。
    確かなことはわからないとしながらも、八丈島に関する多くの文献が、八丈太鼓を流人と結びつけて説明しています。
    江戸幕府は、1606年(慶長11年)~ 1871年(明治4年)の265年間に、宇喜多秀家(うきたひでいえ:豊臣秀吉に仕え、四国・九州・小田原征討で軍功をあげ、文禄・慶長の役に参戦。五大老の一人となったが関ヶ原の戦いに敗れ、八丈島に流されて没した)をはじめとして、1800余名の流人を八丈島へ島流しにしました。
    初期の頃は、比較的に身分の高い者が多かったことから、島民は流人を「新しい情報をもたらす人」として迎え、粗略に扱うことはしませんでした。
    流人は自分の持っている知識や技術を島民に教えて生活の糧としながらも、島のために尽力しました。
    その結果、八丈島は本土との交流もままならぬ離島ながら、早くから高い文化水準を得ることができたのです。
    そのような経緯から「この島の文化は流人を抜きにして語ることはできない」とまでいわれる由縁です。

    しかしながら「流人となった武士が鬱憤を晴らすために叩いたのが八丈太鼓の起源である」という説には、少々疑問があります。
    なぜならば、いくら島流しになったとはいえ、本土ではお祭りなどの際に一般庶民が叩いていたような太鼓を、身分の高かった武士が自ら叩くことなどあり得たでしょうか?
    いくら離島でのこととはいえ、武士が太鼓を叩き始めたとは到底考えられません。
    それに、島民の生活でさえままならない貧しい島に流された流人達は、まずは生きていくための食糧を確保しなければならず、とても太鼓を叩いている余裕などなかったはずです。
    観光宣伝用に八丈太鼓を「その昔、流罪となった武士が…」とアナウンスされることが多いのは「かつて八丈島は流罪地であった」という事実と重なって、訪れた人々に素直に納得してもらえるからではないでしょうか。
    奏者の見事なバチさばきと、勇壮で力強い演奏を目の当たりにした観光客は「武士が…」という説明に誰もが納得してしまいます。
    「流人となった武士が、怒りや哀愁・望郷の想いを込めて太鼓を打ち鳴らした…」と説明されれば、遠い昔の流人達の姿を想像して思い浮かべ、八丈太鼓の響きに胸を熱くする人もいることでしょう。

    では、八丈太鼓の本当の始まりというのは、一体どのような経緯だったのでしょうか?
    実は「八丈太鼓は島民の娯楽として誕生したのではないか?」という説が、最も真実に近いように思われます。
    これといった娯楽もなかった貧しい島で、何かの折々に太鼓を叩き、唄を歌って、日頃の疲れを癒したのがはじまりではないでしょうか。
    ある文献の中には、八丈太鼓を「女性の打つめずらしい太鼓」と紹介しているものがあります。
    「太鼓はこの島の娯楽として皆で叩いて楽しんでいたが、特に女性に好まれ、女性が主に叩いていた」と説明されています。
    事実、八丈島で昔から叩き継がれている太鼓は、尺の小さな太鼓を両面から優しく叩く、女性によく似合う太鼓です。


    江戸時代、八丈島は幕府に絹織物を献納していたことから、島ではその織り手である女性が優遇されていました。
    貧しい離島の女性が「太鼓を叩いて楽しむ」などということは、他の地方では決して許されなかったことでしょうが、八丈島の女性達は「租税として幕府に納める絹織物を織る」という重要な役割を担っていましたので、大切にされていたのです。
    絹糸は繊細な糸です。
    手や指先が荒れていたのでは、幕府の厳しい検査に合格して、献納品として納める良い絹織物を織り上げることはできませんので、島では機織りをする女性には、水仕事や畑仕事をさせないようにしていたのです。
    機織りはとても細かい作業で、根気のいる仕事です。
    機台の前に長時間座り続け、絹を織るのに疲れた女性達がお茶を飲みながら休憩し、太鼓を叩いて歌ったりすることは、体をほぐして、気分を変えるのに大いに役立ったのではないでしょうか。
    男達は、女性達が機織りの手を止めて叩く陽気な太鼓の音と歌に耳を傾けながら、野良仕事に精を出していたのではないでしょうか…

                        

  • コラムサムネ

    和太鼓

    2017.11.28


    八丈太鼓には『ゆうきち』『本ばたき』『しゃばたき』『祇園ばたき』という代表的な4つの下拍子(リズム)があります。
    上拍子を叩く人は、この4パターンの下拍子に合わせて手(フレーズ)を考え、太鼓を打ちます。

    ゆうきち (勇吉)
    「ドンドコ ドンドコ」と3拍子で叩きます。
    右利きの人 → ドン(右) ド(右) コ(左)
    ゆうきちは八丈島の各地区によって呼び名が変わります。
    三根地区   ゆうきち
    樫立地区   ドンドラ
    末吉地区   デンデコ
    中之郷地区  トッピキ
    ゆうきちは八丈太鼓の下拍子の中で最も代表的な拍子 (リズム) です。

    本ばたき (本調子)
    「ツトツツ ツトツツ」と4拍子で叩きます。
    右利きの人 → ツ(右・小) ト(左・大) ツ(右・中) ツ(左・極小)
    しかし4拍子ではなく「ツトツ ツトツ」と最後の左手のツを打たずに間を空けて3拍子で叩くのが一般的です。
    本ばたきには『太鼓節』が歌われます。

    しゃばたき (素ばたき)(さばたき)
    「ドドドドドドドド・・・」と左右交互に2拍子の早いリズムで連打して打ちます。
    実際の演奏では『本ばたき→しゃばたき』へと移行して叩かれます。

    祇園ばたき (びっこばたき)
    「ドッコ ドッコ」と頭にアクセントを付けて2拍子で叩きます。
    右利きの人 → ドッ(右) コ(左)
    ほとんど島でしか叩かれないため、あまり一般的に知られていません。                   

  • コラムサムネ

    音楽

    2017.11.10

    公演活動が忙しくて、なかなかじっくりと事務所のパソコンの前に座るチャンスがなかったのですが、やっと少し時間がとれました。2017年度の後半戦としてはまだ幕が開いたところですが、依頼していたDMが届きましたので公開いたします。
    配布するのは来週からという事にします。

    それまでに無料オファー教材の見直しをしておきたいのです。
    何回かこのコラムにも掲載を致しましたが、「長生きしたけりゃ 長息しなさい」という副読本を、高齢者施設や、行政の介護予防関係部署に無料オファーすることにしました。おおいに活用していただき、実際に対面してセミナーを開きたいというご依頼を受けるためのモノです。
    前回のDMからは4,5年経っていますし、その間に、時代は人生80年から90年そして100年を視野に入れる流れに急速に高齢化してきました。満を持してのDM戦略。

    勿論、情報収集の問い合わせさきに「マイベストプロ 牧野俊浩」←検索 のお誘いも掲載です。
    自分自身では、20数年前からこういう時代を想定して策をねってきましたのでこれからが想定内での書き入れ時。
    きっと大きな反応につながると確信しています。
    お問合せお待ちしております。



    ここに記載したものは、私自身が某メルマガポストで連載をしてきた物に少し手を加えて再投稿をするものです。
    気が着けば、私自身も高齢者になりましたが、歌手としては現役で大きなステージから高齢者のデイサービスといった小さなステージまで年間100ステージほどをこなしています。

    最近になって、声をだす法則に関して「長生きしたけりゃ 長息しなさい!」というまとめ方をしてお話をしたところ、予想以上に大好評をいただくようなりました。かつての資産が大いに役立っています。
    高齢者がめざすところは「声の健康 心の健康 身体の健康」そのために「歌」を歌うことをおおいにおすすめします。
    毎回ちょっとしたお話をおとどけしてゆきます。
    これは私自身の実践をもとにして体得した方法。
    今も私自身が活用している即戦力。お楽しみ下さい。

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    Ageless でのインタビュー記事が読めます
    http://ageless.world/interview187.html
    高齢者施設のデイケアに関してのお問い合わせは こちらをご参照ください。
    https://rec-navi.jp/result/detail/140
    講演のお問い合わせなら 講演依頼ドットコムのマイページへ
    https://www.kouenirai.com/profile/3914
    ご興味があれば私の会社のページへもどうぞ。
    http://bunkacenterbox.o.oo7.jp/

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